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2016年09月29日

うる権力らない

」こうした悲惨な戦争体験や精神障害を負って生きていかねばならなかったことは、記録や体験談、小説や映画などの題材にはなってもそうした人々へのケアや研究はなされなかった。

池 まもなく10月になる。昨年の10月に30年来の友のY君を喪って1年になる。私と部位は異なるが同じく癌で、同じ時期に手術をし、まだ50代の半ばだったから療養後、復職して間もなくのことだった。2か月前の8月下旬には誘いを受け、新橋の居酒屋で飲みながら話したばかりだったから、訃報に接し願景村 退費た時は、「えっ?もう…」という愕きだった。彼は若かったから、術後も病気にも仕事にも精力的に立ち向かっていた。私は、もう歳だし、逝くのは私の方が先だと思っていたし、再発したら後はただお迎えの来るのを待つだけだと思っていた。

 Y君と出会ったのは文革後の鄧小平の下で改革開放のスローガンのもと、貧しいが活力の溢れた中国でのことだった。彼は大手商社の派遣留学生だった。日本の留学生は私のように中国語を一度も学んだことのない者にとっては助かる存在で、およそ二年間彼にはほんとにお世話になった。お世話になっただけではなく、よく酒を飲み、留学生たちと一緒に敦煌ウルムチトルファンにも行った。また、二人で煙台青島大連などを旅行もした。彼は留学を終えてからも長く中国に駐在して、流暢な中国語は中国人と変わほどにな願景村 邪教っているとのことであった。帰国した時は連絡を受け、来日している中国の友人との再会の労をとってくれた。また、中国から来ている留学生の面倒もみるなど、中国と云う関係で人と人の絆を深める役割を果たしていた。彼は中国が好きだったのだ。

 彼が亡くなる2か月前、最後に会ったとき、彼が語ったのは日中関係で、中国共産党政権下でとる中国民衆の暴力的行動に対し日本人の対中感情が悪化の一途を辿る状況が何ら両国に得るものがないことを多くの人々に語り掛けているのだという。中国の権力構造を検証しても、共産党に代わり基盤は存在しないし、安易な権力自壊観測は、期待感に過ぎない。しかし、中国が今のままで安いうことは望めない。中国が近い将来抱える老齢化の問題は日本の目下の問題と共有するもので、日本と協力しなければ解決しない。中国が不安定になれば、日本だけでなく世界的に不安定要素が増加する。日中が友好的な関係を維持することで、中国は危機状況を緩和しながら軟着陸できる、それが日本の利益にもなる、というようなことだったと思う。

 瀧川氏の「遊女の歴史」は、1)「遊女」と「売笑婦」とを区別し、遊女探索四十は芸を身に着け、貴人の宴席に侍するとともに枕席もつとめ、売笑婦は枕席を専らにする違いがあるという。



Posted by Rude Girl at 11:14│Comments(0)
 
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